いよいよ日本初となる「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」が中目黒にオープンします!
同業態での出店はシアトル、上海、ミラノ、ニューヨークに続いて5店舗目で100種類以上のコーヒーやティー、パンといった飲食に加え、限定グッズなどあるそうです♪
1杯1200円のコーヒーもあるらしいですよー。高い!!どんな味なの?!
隈研吾×スタバ
大注目の「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」を手掛けたのは建築家の隈研吾さん!
隈さんは以前にも福岡にある「スタバ 太宰府天満宮表参道店」の設計デザインも担当しているので、スタバと隈研吾さんのコラボは2回目となります。
太宰府天満宮店もかなりインパクトがあり、オシャレなデザインになっていますが、今回のロースタリー東京も素敵なデザイン。
店舗は4階建てで1200平米という広大な敷地面積。目黒川の桜並木に着想した、明るい木材とガラスを組み合わせた現代的なデザインになっています。
日本では初のロースタリーということで、日本の新たな名所(シンボル)となるように、日本各地でみられる自然の美しさとの融合を空間デザインが取り入れているそうです。
また天井まで延びる広がりあるガラス面と、あたたかな木のぬくもりを感じるテラス席は、自然と調和するように作られています。
隈さんは「各階にあるテラスは“縁側”をイメージしました。これは新しい建築的なチャレンジとなりました。日本の感性を活かしたデザインで、自分でもびっくりするようなインテリアデザインを成し遂げたと思っています」とコメントしています。
隈研吾プロフィール
名前:隈 研吾(くま けんご)
生年月日:1954年8月8日
年齢:63歳
出身地:神奈川県横浜市
出身校:東京大学工学部建築学科 卒業
職業:一級建築士
三菱金属鉱業(現三菱マテリアル)のサラリーマンだった父親が45歳の時の息子で、医院を営んでいた母方の祖父が建てた大倉山駅近くの古い家で育つ。
家の修繕をするデザイン好きの父親に付き合ううち、建築に興味を持つ。田園調布小学校に通っているときに、1964年東京オリンピックのオリンピック建築を見て、建築家を志す。
栄光学園高校では、長身 (189 cm) を生かしてバスケットボール部でセンターを守っていた。
東京大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院建築意匠専攻修士課程修了。
大学院で修士論文を書いていた時期に、同級生の多くが当時話題の新鋭・安藤忠雄に憧れていたが、その逆を行くことを選択してアトリエ系事務所ではなく、社会に揉まれるためにと大手設計事務所の日本設計に就職。
その後、戸田建設、米国コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員を経て、1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立する。
2008年、フランスの首都パリにKuma & Associates Europe設立。
現在、株式会社隈研吾建築都市設計事務所主宰。東京大学教授。
隈研吾の嫁は?
隈研吾さんの奥さまも建築家です。
篠原 聡子さんという方で、地震で立ち上げた空間研究所で作家活動を展開しています。
篠原聡子プロフィール
名前:篠原聡(しのはら さとこ)
生年月日:1958年7月17日
出身地:千葉県東金市生まれ。
肩書き:建築家。建築教育者。建築研究者。日本女子大学家政学部住居学科教授。
経歴
1981日本女子大学住居学科卒業
1983日本女子大学大学院修了
1983-85香山アトリエ
1986空間研究所設立
1997日本女子大学住居学科専任講師就任
2001日本女子大学住居学科助教授
2010-日本女子大学住居学科教授
2013-15日本建築学会建築雑誌 編集長
隈研吾の子供は?
お子さんは息子さんがいらっしゃいます。
息子さんもなんと建築家!
隈太一さんという方で、東京大学やドイツで学び、現在はカーボンファイバーなどの新素材を使った新しいデザインに取り組んでいます。
隈太一プロフィール
名前:隈太一(くま・たいち)
生年月日:1985年東京都生まれ。
2014年シュツットガルト大学マスターコースITECH修了。 2016年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。 2017年よりアメリカ、ニューヨークの設計事務所勤務。
経歴
東京理科大学を卒業後に東京大学大学院修士課程で建築を学び、ドイツへ留学。帰国後に東京大学大学院博士課程に進学。素材とコンピュータによる建築の可能性を研究しており、新素材のカーボンファイバーなどを使った新しいデザインの建築を行っています。
素材のパフォーマンスを生かした建築や幾何学的、三次元的に特徴的なデザインを多く手掛ける、いま注目の日本人若手建築家の一人。
ご家族で建築家とは素晴らしい!!
素敵なご家族ですね。
隈研吾さんは本や作品集も多数出版していらっしゃいますが、2020年に開催される東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設計画でもデザイン案が採用されています。
2019年11月30日の完成を目指し、建設が進んでいる「新国立競技場」。
「杜(もり)のスタジアム」と題し、木材と鉄骨を組み合わせた構造の屋根や庇(ひさし)によって、明治神宮外苑とも調和するデザインを採用しています。
なぜ、スタジアムで「木」を用いた建築なのかというと、
「大きな建物はコンクリートで造るという20世紀の常識を壊したい」とのことです。
スタバもそうですが、やはり隈さんは、木の温もり、日本の伝統、和の心をとても大切にしていらっしゃるんですね。