2017年プロ野球。ブレイクしそうな選手をご紹介。
今回は北海道日本ハムファイターズ編です。
ファイターズと言いますと、二刀流の大谷翔平選手が注目を集めていますよね。
そのため、報道も大谷選手がどうしても中心になってしまいますが、ファイターズには素晴らしい選手がそろっています。
その中でもブレイク候補として押したいのは、岡大海選手です!
テニス漫画『エースをねらえ!』主人公・岡ひろみと読みが同じ、ということが、ネットでちょいちょいネタにされていますが、大学時代は二刀流として活躍した、身体能力抜群の選手なんです。
名前:岡 大海(おか ひろみ)
出身地:岡山県倉敷市
生年月日:1991年7月15日(25歳)
身長:185 cm
体重:83 kg
投球・打席:右投右打
ポジション:外野手
プロ入り:2013年 ドラフト3位
年俸:2,300万円(2017年)
経歴:岡山県立倉敷商業高等学校→明治大学→北海道日本ハムファイターズ (2014 -)
小学1年から西阿知ジャガーズで野球を始めた岡選手。
倉敷一中時代は軟式野球部に所属し、2年の夏には県選抜で全国3位を経験し、投げては140キロを記録しています。
倉敷商では1年時からベンチ入りすると、2年夏には甲子園に出場。
3年生の頃には打者として高い評価を受けるようになり、複数球団が獲得を目指していたようですが、本人は投手としてプロ入りしたいと考えていたようで、進学を選択しています。
大学では先にも書きましたように、投手と野手の二刀流で活躍しています。
走っては50メートル走5秒7の快速。
投げては最速152km/hを誇りました。
ただ、それでもプロからの評価は野手の方が高かったようで、4年時には「大学生野手NO.1」と評されていましたね。
プロ入り後も、始めは二刀流を目指していたようです。
栗山監督やスカウトも岡選手の身体能力の高さを、日本を代表する選手である糸井嘉男(阪神)のようだと評し、1年目のキャンプでは、
「投げるのを見てみたい」
と二刀流に挑戦させる意向でした。
さて、そんな岡選手ですが、今年ブレイクする可能性が非常に高いのではないか考えています。
それというのもオフに、中心選手だった陽岱鋼選手が巨人にFA移籍したため、外野の枠が開いており、一気にファイターズの中心選手に駆け上がるチャンスが巡って来てます。
岡選手は昨シーズン、右太ももの肉離れなど2度にわたるケガで41試合の出場にとどまっていますが、打率.374の高水準をマークしています。
特に6月の球団のシーズン15連勝では、キーマンとして貢献していました。
またクライマックスシリーズ・日本シリーズでも、先発・途中出場を問わず活躍してます。
それからオフには背番号を、31→18に変更しています。
基本的に、若い番号の方が球団からの期待が大きい選手、と考えていいともいます。
ですからこの変更は、今シーズンの岡選手に対する期待の表れだと思います。
それにしても、18番と言えば、プロ野球ではエースピッチャーが使用することの多い番号ですよね。
NPBで背番号18を野手が使用するのは、1987年のシクスト・レスカーノ(横浜大洋)以来30年ぶりで、日本人選手では1963 – 1964年の小木曽紀八郎(中日)以来53年ぶりとなるそうです。
二刀流だった岡選手が18番をつけるというところに、なんだか面白さを感じます。
岡選手の不安要素を挙げるならば、ケガの多さとメンタル面ですね。
1年目と3年目だった昨年、ケガをして出場機会を失っています。
ケガをしては身体能力の高さが生かされませんので、注意してほしいですね。
それからメンタル面。
岡選手でネット検索すると、『乱闘』だとか、『素行が悪い』というキーワードが出てきます。
これは2013年の日米大学親善試合で、デッドボールにブチ切れてヘルメットを叩き付け、乱闘騒ぎになりかけたことが由来のようです
また昨年の広島との日本シリーズでも、広島の中崎翔太投手にデットボールを受け、怒る一幕がありました。
スポーツは勝負事ですので、熱くなれるのは大切かも知れませんが、同時に冷静さも必要です。
これが悪い方へ出ないことを祈るばかりですね。
ドラフトの順位が3位だったのも、素行の悪さが原因ではないか、なんて噂もありますが、調べた限り問題は見つけられませんでした。
それに2016年シーズンから、盗塁をひとつ決めるごとに「北海道車いすテニス協会」に車いす用タイヤセットを寄贈する、「おかひろみプロジェクト」を企画するなど、社会貢献への意識が強いようです。
それからスポーツ選手ですから、サポートしてくれる人の存在も気になるところですね。
調べましたが、彼女の情報は出てきませんでした。
ケガが多く、食べ物の好き嫌いが多いようなで、その辺りをしっかり管理してくれる人がいれば、活躍は保障されたようなものではないですかね~。(もういるかもしれませんが……)
兎にも角にも、2017年は岡大海選手に注目してください!