こんにちは。coちゃんママです♪
今日は健康に良いと言われる植物油(オイル)について書きたいと思います。
たくさんの専門雑誌が出版されるほど、注目されている油。
スーパーでも様々な種類の油が販売されています。
けど、どれを選んだら良いのか分からないってこと、ありませんか?
そこで、おススメの油を3つご紹介します。
1つ目は米油。
米ぬかから作られた油です。
この油で揚げ物をすると、油っこくなく、サックリ揚がると言われています。
米油のポイントは、スパービタミンEが豊富ということです。
スパービタミンEと言うのは、別名トコフェロールとも呼ばれる、抗酸化作用の強い脂溶性のビタミンのことで、その抗酸化力は、通常のビタミンEの40〜60倍とも言われています。
具体的にどんな効果があるかと言いますと、
・悪玉コレステロールの撃退。
・老化予防。
・自律神経の働きを調整し、倦怠感や不眠の改善。
などが期待できます。
2つ目はえごま油。
シソ科の植物、えごまの種から作られた油です。
ごまから作られているわけではありませんよ♪
えごま油のポイントは、オメガ3系の油ということです。
オメガ3と言うのは、青魚や魚油に含まれているDHAやEPA、植物油に含まれるα-リノレン酸等の総称で、人間の身体に不可欠な必須脂肪酸として知られていますが、体内では作ることができず、現代人が不足している脂肪酸と言われています。
オメガ3の一つであるα-リノレン酸は、他の植物油にも含まれているのですが、
含有量ごま油0.3%、オリーブ油0.6%なのに対し、えごま油は60%と圧倒的に多いのです!
そのため、たった小さじ1杯で1日の摂取量を取ることができるのです。
具体的な効果としては、
・血液の流れを良くして動脈硬化の予防。
・老化防止。
・美肌効果。
等が挙げられます。
ただ、えごま油を利用する際には注意が必要で、熱すると効果が薄くなってしまいます。
オメガ3系の油は、他の油に比べて成分が壊れやすく、特に熱には弱いのです。
100℃以上になると急速に劣化が進むため、160℃以上になる天ぷらやフライに使うのは絶対にダメです。
手作りドレッシングを作ったり、納豆や卵かけご飯にかけたりするのがおススメです♪
食べる直前であれば、お味噌汁に入れても大丈夫です。
また、長期保存にも向いていないので、酸化を防ぐために冷蔵庫で保存し、2カ月以内に使い切るようにしましょう。
3つ目はマカダミアナッツオイル。
ハワイのお土産で有名なマカダミアナッツから作られている油です。
一般的なお値段が180gで約1200円と、他の油に比べてちょっとお高めですね。
ただのこの油には、他の植物油にはほとんど含まれていない、パルミトレイン酸が豊富というポイントがあります。
パルミトレイン酸は血液や血管に作用する物質で、摂取することで糖尿病の予防効果があります。
また、限られた栄養素しか通さない脳の血管にまで入り込めるため、脳の血管を丈夫にし、脳卒中を防ぐ効果が期待できます。
糖質が0にも関わらず甘みがありますので、バター代わりにパンにつけて食べるのがおススメです。
またオイルを髪や肌に直接つけてスキンケアとして使用することで、髪の毛の乾燥防止や、美肌効果も期待できます。
ただ、人によっては肌トラブルが発生しているようですので、使用前には必ずパッチテストをするようにしましょう!
効果をまとめますと、
・糖尿病予防。
・脳卒中予防。
・美肌効果。
・髪の毛の乾燥防止、髪質を柔らかくする。
等になります。
いかがでしたでしょうか?
気になる油はありましたか?
油の種類によって、様々な効果がありますね。
とは言え、料理で油を使う際には注意が必要なこともあります。
それは、『酸化した油を使わない』ということです。
勘違いしている人も多いようですが、油は腐ります。
何度も使い回しをしていると酸化が進み、劣化するのです。
また開封しただけでも酸化は進行してしまいますので、長期保存はやめましょう。
種類によって違いますが、サラダ油の場合、開封後1〜2カ月が目安です。
安いからと大きいサイズを買わず、使い切れる適切なサイズの油を買うようにしましょう!
それから油は光でも劣化します。
透明な瓶より、遮光性の瓶に入った油の方が良いでしょう。
透明な瓶の場合、暗い場所やアルミホイルに包んで保存するのがおススメです。
酸化した油を体内に入れ続けると、油が血管内に蓄積して血液の流れを悪くし、高血圧の原因になります。
更に血管が酸欠や栄養失調になり、最悪の場合、動脈硬化や脳卒中をまねくことになってしまうのです。
健康を考えて摂取している油で、病気になっては元も子もないですよね。
加熱した時に嫌な臭いがする、煙が出る、泡が消えない、ということがあれば、それはかなり劣化が進んでいる状態ですので、直ぐに捨てるようにしましょう。
そして最後になりますが、
身体に良いからと言って、全種類どんどん取って良いというわけでもありません。
自分が気になる症状に合わせて油を選び、適切な量を取るのが大事です。
それぞれの油の効果と注意点を知って、上手に活用していきましょう!!