連日、新型コロナウィルスへの感染者が増え続け、終息がいつになるのか全く見通しがつかない状態になっています。
潜伏期間が長いので、感染していた方と濃厚接触していた方は多く、今のままではどう考えても防ぎようがないですよね。
特に高齢者の方が心配ですよね。できる限り家から出ない方がいいのかとも思われますが、そんな中、ちょっと明るいニュースが入ってきましたね。
それが、コロナウィルスにも効果があるかもしれないと言われているアビガン錠。
今回はそのアビガン錠がどんなものなのか、購入方法や効果や副作用まで調べてみました。ぜひ参考にして下さい。
今回の報道は?
加藤勝信厚労相は22日、日本テレビ系の番組に出演し、新型コロナウイルスの治療薬として、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」の活用に前向きな考えを示した。
加藤厚労相は「新型コロナウイルスに対する治療薬は確定していないが、できることはやる」と説明。所定の手続きを踏まえた上で、「アビガンをはじめ、さまざまな薬について効くかどうかしっかり確認し、効くのであれば全国に展開して、新型コロナウイルスの治療の一つに使っていきたい」と述べた。
同日付の読売新聞朝刊は、政府は新型コロナウイルスの感染者を対象にアビガンの投与を推奨する方針を固めたと報じた。試験投与したところ、軽症の患者や無症状の感染者で効果が確認されたという。加藤厚労相が近く製薬会社に増産を求めるとも伝えた。
アビガンは富士フイルムグループの製薬会社である富士フイルム富山化学が開発した。
引用:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-22/Q62RE1DWLU6A01
アビガン錠とは?
このアビガン錠というのは富士フイルム富山化学株式会社が作ったインフルエンザに効く薬です。さらにこのアビガン錠はインフルエンザだけでなく、エボラ出血熱にも効果があるとされています。
エボラ出血熱といえば、致死率がとても高い、非常に危険な病として有名ですよね。
エボラ出血熱に効果があるとされる薬は今までなかったので、このアビガン錠には世界中から注目が集まっています!
アビガンはインフルエンザやコロナウイルスの原因である「RNAウイルス」の増殖を抑える効果が期待されています。RNAウイルスとはDNAをコピーするRNAを阻害するウイルスです。現在ほとんどの人が免疫を持たない新型インフルエンザの発生に備えて約200万人分が備蓄されているようです。白鴎大学の教授は「アビガンは新型インフルエンザの流行に備えて備蓄している薬、使うのは緊急事態」とコメント。
副作用はある?
アビガンは、上記でもお伝えしたように、DNAをコピーするRNAを阻害することでウイルスの増殖を防ぐ薬なので、ウイルスだけに効くというわけではなく、正常な細胞までコピーできなくなるため、非常に危険との意見がありました。非常に強い薬のようです。
また胎児に影響を与えるとも言われているので妊婦さんは注意が必要です。
購入方法や価格は?
コロナウィルスにも効果があるとしたら手に入れたい!!と思う方も多いと思いますが、一般に流通している薬ではないので、個人で購入することはできません。ですので価格は分かりませんが、製造するには厚生労働大臣の許可が必要となるほど厳重に管理されています。
ですのでアビガンがもしネットなどで販売されていたら、それは詐欺ということになりますので絶対に騙されないようにしましょう!
まとめ
経済にも大きな影響が出てきていますし、オリンピックも心配になってきました。マスクも手に入らず、日本中に不安が広がっています。
アビガン以外にもコロナウイルスに効果がある薬が誕生し、世界中のコロナウイルス感染が早く終息することを心から願います!