国語教師・太宰府による読解力を養う授業もひと段落。
続いてのテーマは努力できる脳か、努力できない脳か。
桜木が早瀬の脳を「努力できない脳」と断言した理由が語られます。。。
努力できる脳と努力できない脳
最新の研究では人間の脳が努力できる脳と努力できない脳の二つに分かれていて、これは先天的なもので精神論でどうこうなる問題ではないんだとか。
桜木からツイッターで英文を1日20回呟くよう支持されていた早瀬は、次第に呟かないようになっていました。継続できていない状況から、桜木は早瀬の脳が努力できない脳であると判断します。
しかし水野は食い下がります。ツイッターのみで判断してしまうのは安易であり、努力できない脳だから東大に合格できないというのも決め付けられない。何故ならば水野自身がそうであったからだと。
桜木は「そう思うならお前がなんとかしろ」と対応策を水野に委ねます。
そして水野はアメリカ・テネシー州・ヴァンダービルト大学の研究結果をリサーチ。そしてあることを発見します。。。
21秒の実験
翌日、水野は天野と早瀬にあるテストをします。テスト内容は以下の通り。
- 机の上に利き手ではない方の手をおく。
- 21秒間小指で机を100回叩く。
というもの。利き手ではない方の手であり、その上100回も叩くのは難しそう。そして実験が始まります。
実験スタート
必死に利き手とは逆の手の小指で机を叩く天野と早瀬。はじめは2人とも必死に叩きますが、早瀬だけは次第に集中力が欠けてきます。連打しながらも早瀬は、
- 何コレ!なんの意味あんの?
- もうわかんない!
などとだんだん投げやりになっていきます。
そうこうしているうちにあっという間の21秒が経過。
まじめにやりきった天野は終わった瞬間に指がつります。
そして水野から実験の真意が語られます。。。
ちゃんとやった天野・やらなかった早瀬
「そういう決まりだったから」と水野の指示通り目一杯、指が釣るくらいに実験にチャレンジした天野。反対に途中から手を緩め数えなくなった早瀬。
そんな2人に水野の答え合わせが始まります。
努力できる脳かできない脳か
アメリカのテネシー州ヴァンダービルト大学が行った研究は、3人の被験者にあるタスクを行ってもらい、その時に起こる脳の変化をPETスキャンという機会を使ってモニタリングするというもの。
被験者には21秒間に100回ボタンを押し続けることと、さらにタスクをやり遂げた場合に報酬が与えられるということも告げられました。
実験は苦痛を伴う作業のため、最後までやり切る人と、途中で投げ出す人に分かれました。
加えて、双方の脳の動きにも大きな違いがあることがわかったそうなんです。
そして水野がズバリ言います。
『あなたの脳は努力できないタイプの脳なの!』
早瀬が『えーっ』と驚いたところで今週号は終了。
次号、努力できない脳の秘密が明らかに!
21秒実験、ぜひやってみてください。めちゃくちゃ小指が疲れます。
でも自分がどちらの脳であるかがわかれば、勉強の対処法もわかるはず。
ということで次週は水野先生がどんな話を聞かせてくれるのか楽しみですね!