心愛ちゃんが父親からの虐待で亡くなってしまったニュースが連日報道されています。
本当に胸が痛くなりますね。
なぜ子どもの悲痛な心の叫びを大人たちは無視してしまったのか。守るべき行政がむしろ危険に晒すようなことをしていたことに恐怖すら感じます。
一体何をしてお給料をもらっている人たちなんでしょうか。
考えるだけでも怒りが湧いてくるわけですが、そんな報道の中で露出を増やしているのが心理学者の山脇由貴子さん。
舌鋒鋭く思いを代弁してくれるようなコメントが印象的です。
どんな方なのか調べてみました。
もくじ
山脇由貴子プロフィール
山脇さんの公式HPがありました。そちらでは様々な相談窓口を開いていらっしゃるようです。テレビ番組に出演されているときは厳しい表情で気の強そうな印象がありましたが、HPには柔らかい表情のお写真が。子供たちや相談者と向き合うときはきっとこちらのお顔でお仕事をされているんでしょうね。
- 女性の生き方アドバイザー
- 家族問題カウンセラー
- 東京都出身
- 横浜市立大学心理学専攻卒
- 東京都に心理職として入都
- 都内児童相談所に心理の専門家として19年間勤務
家族全体が幸せかどうかは「お母さん」にかかっている
19年間、児童相談所という場所で、たくさんの「家族」を見て実感して来ました。
そしてお母さんが幸せかどうかは、現在の家族との関係も大きいけれど、何より、お母さんが結婚前に幸せであったかどうかにかかっているのだ、という事も見えてきました。
児童相談所では女性の相談を受けることができない、というのが児相を辞めたきっかけのようです。家庭の幸せの鍵は「お母さん」にかかっている。子供と向き合う中で、児相職員の範疇で子供や家庭を幸せにしてあげられることができないとお感じになったんだとしたら、システムに問題があるのではと思ってしまいます。
そしてお母さんに寄り添ってきた山脇さんらしいコメントもテレビではよく聞かれます。
決して心愛ちゃんの母親を許しているわけではありませんが、母自身もDVを受けていたことを鑑みてのコメントに、現場で仕事をしている人の気遣いが出ていた気がします。
山脇さんは結婚してる?
1969年生まれということなので2019年時点で50歳前後。調べてみた限り結婚されているという情報は出てきませんでした。これまでたくさんの本も出版されていて、本のタイトルを見ると子育て経験がありそうなものもありますが、それらは現場でたくさんの子供たち、親たちと向き合ってきた実体験を元に書かれたものなのかもしれません。
書籍一覧
- 子育てをしない男には女のスゴサがわからない ポプラ社
- あの子が部屋から出てこないのはどうしてだろう? ポプラ社
- 出会いを求める少女たち 子どものこころカウンセリング 信山社出版
- 教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために ポプラ社
- モンスターペアレントの正体 クレーマー化する親たち 中央法規出版
- あなたのまわりのあぶない人たち 自分を守る心理マニュアル 大和書房
- 友だち不信社会 「となりのウワサ」が怖い PHP新書
- 大人はウザい! 筑摩書房 ちくまプリマー新書
- 職場であなたを困らせる病的人格者たち 講談社(こころライブラリー)
読んでみたくなるタイトルの本がたくさんあります。子育て世代の人には響きそうな本ばかりですね。
ネット上の評判
#山脇由貴子
心理カウンセラー
千葉県柏の小学生が父親の虐待で死亡した事件で コメントされてるけど
児童相談所や教育委員会への指摘が的確❗
悪評もあるかもしれないけど、こういう強い態度で向き合える、児童相談員が居れば。— はっぴ~ほず (@HappyHozu) February 6, 2019
#バイキング
今日は見れずチラッとですが
今日も山脇由貴子さんが出演して下さっている
テレビで特集組んで議論を行って下さるのは有難い
虐待に親に会わせるのは愛着とかあるけど会わせない事を条件に入れて欲しいと切に願う
エスカレートしても改善される事はない
子供が成長して慣れてるだけだから— 3のすけ (@san_nosuke_) February 7, 2019
山脇 由貴子さんかっこいい!
゚.+:。∩(・ω・)∩゚.+:。虐待の事件の番組、、
皆怒りでぶぁーっと
わかりきったこと喋ってるだけなのに的確で迷いがない回答がすごいし
子供を守るため芯の強さが半端ない!本書いてるらしいから読んでみよう~( ・∇・)
— DEL@✈ (@del12hk4171) February 6, 2019
訴えられる事に対して何も言えない?と疑問があったのですが、山脇由貴子さんの話ですっきりしました。
訴えるのならどうぞ!個人を訴える事はできないし法も守ってくれる。そんなこと知らないのは勉強不足。
クレーム大歓迎!虐待している奴の矛先がこっちにある時は子供には向かない。
素晴らしい!— ホビー (@Mrshefu) February 6, 2019
ファッション・服装に対しては悪評も
またこの先生ったら……。
子供が1人死んだ事件で、主婦がメイン視聴者の午後の番組に、デコルテもあらわなヒラヒラ服とその揺れるダイヤの3点セットを、どういうTPOでチョイスしたの?
心理学者として呼ばれている自覚はあるんでしょうか。#山脇由貴子 #グッディ #fujitv pic.twitter.com/vudA8rixbk— ail東京迷子黄緑マメルリハインコ@もふ (@aoiail) February 4, 2019
児童相談所の専門家はこの人しか居ないの? 子供が殺された事件に黄色い胸あきスーツ。まるでキャバ嬢#山脇由貴子
— ミライ (@25ABkfWbatZwWZ6) January 31, 2019
児童相談所の報道に頻繁に出演してコメントしている元職員の山脇由貴子さん
優秀な人かも知れないけど
もう少し普通の服装や化粧にすれば良いのに、派手すぎて痛い#山脇由貴子— キン太 (@omorikinnta) February 3, 2019
家族問題カウンセラー山脇由貴子の若作りが必死過ぎるので誰かカウンセリングしてあげて
— かつおぶし (@k20vc) February 6, 2019
「児童虐待罪がない」が響きました
鋭いコメントが印象的な山脇さんについて調べてみると、発言に対しては非常に好意的に受け止めている人が多いのですが、服装について厳しいことをつぶやいている人もまた多く見かけました。
個人的には服装は気にしていなかったのですが、言われてみればTPOが合っていないのかもしれないですね。でもそれ以上に的確なコメントの方が印象に残ります。
「児童虐待罪がない」ということをおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思います。
心の温もりは血の繋がりがなくても感じることはできます。親子、家族の愛を感じられる環境であるのが第一です。でもそうでなければ、特に尊い命が奪われるような今回のようなケースは、絶対に親から引き離して欲しいし、親に対しても厳罰が下されるべきだし、感情的な意見になってしまいますが、もう社会復帰すらして欲しくないというのが本音です。
その点で児童虐待即罰則というのは抑止力になってくれるはずです。
というか罰則にならなければ虐待を抑止できない親がいると考えただけでゾッとしますが。
エモーショナルに報じられるニュースにのみ反応してしまうのは世論のよくないところではありますが、この事件に関しては山脇さんが言っていることは正しいと思います。
政治家の先生方にも、世論の目を気にして、迅速な対応を進めていただきたいところです。