大坂なおみ選手、全豪オープン優勝おめでとうございます!
すごいですね。本当にすごい。
全米に続く全豪優勝もすごすぎるし、日本人として初の世界ランク1位も大偉業だし、まさかテニス界でこんなスーパースター選手が日本から出てくるなんて思ってもいませんでした。
全豪では精神的なタフさもすごく見られたので、長きに渡ってトップランクをキープできるのではないかと期待してしまいます。
大坂なおみ選手の魅力と言えば、プレーとは裏腹なチャーミングなインタビューではないでしょうか。全豪オープンの表彰式でも大坂なおみ選手らしい、会場があたたかい気持ちになる素敵なコメントでした。
ニュースや報道ではカットされるでしょうから、全文をまとめておきます。
大坂なおみ全豪オープン優勝コメント
HELLO.(みなさんこんにちは)←一言で会場が笑いに包まれる
ごめんなさい、人前でしゃべるのはニガテなんです。でもなんとか乗り切りたいと思います。
ペトラ(=クビトバ)、本当におめでとうございます。あなたとはいつも対戦したいと思っていました。大変なことを乗り越えてきましたよね。あなたとあなたのチームにおめでとうと伝えたいです。グランドスラムの決勝であなたと対戦できたことを光栄に思います。
そしてファンのみなさん、応援に来てくださってありがとうございました。
ずっととっても暑いので。。。(手持ちぶさたなのかトロフィーをテーブルに戻しちゃった姿にまた会場笑い)暑くても会場に来て応援してくれました。本当に感謝しています。
それからトーナメントディレクターのクレイグ、暑い中走り回ってくれたボールキッズ、ボランティアのみなさんのおかげでこの大会が実現しています。感謝します。
そして私のチーム。本当にあなたたちがいなければこの2週間を乗り切れませんでした。本当に感謝しています。
以前は。。。
ちゃんとメモを読んだのですが何を言うか忘れてしまいました(笑)
みなさん本当にありがとう。この決勝でプレイできたことを本当に光栄に思います。
ありがとうございました。
光る謙虚さ
ボールキッズたちとの記念撮影でトロフィーを置いて正座する大坂なおみ選手。
もう日本人の中の日本人ですね。
というかこんなに謙虚な日本人はそうはいません。しかもまだ21歳っていう。素敵すぎです。
全豪の優勝が決まった瞬間に、静かに勝利を噛み締めた姿も美しかったですね。喜びを心のうちに内包して、敗者と向き合う。それは相手選手へのリスペクトが常にあるからだと思います。それを裏付けるような表彰式でのクビトバへのメッセージ。
クビトバ選手もまた2016年に刃物を持った男に襲撃され利き腕を怪我する事件に見舞われながらも、選手生命の危機を乗り越え、再びグランドスラムの決勝に帰ってきたドラマティックな選手。決勝で負けた悔しさもあると思いますが、素晴らしい試合でしたし、これから何度でも大坂選手との熱い試合を見せてくれるはず。
試合後に涙していたクビトバ選手ですが『なおみ、おめでとう。あなたのチームにも、世界1位になったことにもおめでとうと伝えたい』というコメントからは清々しさも感じられました。
選手同士が称え合う姿を見ると、涙が出そうになりますね。
全米でのブーイングを乗り越えて
去年9月、全米オープンでセリーナ・ウィリアムズを破り優勝した大坂選手。
初優勝を讃えられるべき場所でまさかのブーイングが起こったことは、アメリカのテニスファンの汚点ともなる出来事となりました。大坂選手にとってもすごくショックだったはず。あれから4か月。
日本人として、全豪の会場がどんな振る舞いを見せるのか少しドキドキしながら中継を見ていました。でも、いらぬ心配でした。
とてもあたたかな空気に包まれたメルボルン・パーク。
大坂選手の一言目『HELLO.』はちょっと震えているようにも聞こえましたが、きっといい思い出として上書き保存されたのではないでしょうか。
2019年のグランドスラム日程
- 全仏オープン:5/26-6-9
- ウィンブルドン:7/1-7/14
- 全米オープン:8/26-9/8
勝手なもので、次のグランドスラムでも優勝する姿を見たくなってしまう。というわけで調べてみました。春先から夏にかけてあと3つのグランドスラムが控えています。
どうか怪我なく活躍する姿を見せていただきたい!
大坂なおみ選手のこれからが本当に楽しみです!!
Daphne confirms it.@Naomi_Osaka_ is the #AusOpen 2019 women's singles champion. pic.twitter.com/uR2jd3wLf0
— #AusOpen (@AustralianOpen) January 26, 2019