先日、シリア代表との親善試合とイラク代表とのロシアワールドカップアジア最終予選に向けた日本代表メンバーを発表されました。
その中で、最も注目されたのが、今回が日本代表初選出というボランチの加藤恒平選手！
顔もイケメンと話題です！！
現在ヨーロッパでプレーしている加藤選手ですが、本田選手や香川選手のような他のヨーロッパ組とはちょっと違います。
ヨーロッパでプレーするような選手は、若いころから各年代別で日本代表に選ばれるようなエリートな選手が多いですが、加藤選手はこれまで、どの年代でも日本代表とは縁がありませんでした。
しかも、数年前まではＪ2の最下位のチームでプレーしていたというから驚きです。
また日本代表には、ヨーロッパでプレーする選手が多く選ばれていますが、「サッカー四大リーグ」と呼ばれるイングランド、スペイン、ドイツ、イタリアでプレーしている場合がほとんどです。
しかし加藤選手が所属するのは、ブルガリアの「ベロエ・スタラ・ザゴラ」という日本であまり知られていないチームということも異例です。
日本代表のハリルホジッチ監督が、わざわざブルガリアまで行って、現地で４試合も視察してきたといいますから、加藤選手に対する期待の高さがうかがいしれます。
加藤恒平（かとう こうへい）
生年月日 1989年6月14日
身長173 cm
体重70 kg
出身 和歌山県新宮市
経歴 新宮サッカースポーツ少年団→ジェフユナイテッド千葉ジュニアユース舞浜→U-18ジェフ→立命館大学→FC町田ゼルビア→FKルダル・プリェヴリャ（モンテネグロ）→TSポドベスキジェ・ビェルスコ＝ビャワ（ポーランド）→PFCベロエ・スタラ・ザゴラ（ブルガリア）
加藤選手は、小学校1年生の時、「新宮サッカースポーツ少年団」でサッカーを始めます。
そして12歳で親元を離れて、「ジェフ千葉のジュニアユース」のチームに入団しました。
その後、「U-18ジェフ千葉」を経て、大学は「立命館大学」でプレーしています。
加藤選手のプレースタイルは、
激しい守備とボールを奪ってからの素早い縦へのパスが特長です。
アグレッシブさも持ち味でもあり、ハリルホジッチ監督が好きな「闘える選手」タイプの選手といえるでしょう。
加藤選手が初めてアルゼンチンに行ったのが立命館大3年生の夏休みの時でした。
それまでは、長友選手や内田選手のような「サイド」のポジションの選手だったのですが、アルゼンチンで初めて「ボランチ」というポジションに挑戦します。
そして、そこで現在のような中盤での激しい守備からボールを奪い、奪ったら、素早く前線の選手にパスを出すというプレースタイルを教えられたそうです。
その後、卒業に必要な単位を3年生までに取り終えた加藤選手は、大学4年生の７月に再びアルゼンチンでプロになるために旅立ちました。
ところが、残念なことに試合出場に必要なビザが下りず、2012年に日本に帰国することになってしまいました。
その後、当時Ｊ2だった「ＦＣ町田ゼルビア」のテストを受けて、入団。
しかし、チームがＪ2最下位となり、JFLに降格したことをきっかけに再び海外をめざします。
モンテネグロやポーランドのチームを経て、2016年から現在のブルガリア「ベロエ・スタラ・ザゴラ」でプレーしています。
加藤選手の現在の年俸は約700万円と言われています。
ヨーロッパで活躍しているわりには、他の海外組と比べると、少し年俸低いようですが、
加藤選手はあまり気にしていないそう！
稼ぐためというよりもサッカーで活躍したい！という想いの方が強い選手なんだと思います。
加藤選手は、「ＦＣ町田ゼルビア」を辞めて所属チームがない時も
「日本代表に入る！」
と言い続けていたそうです。
ほとんどの人が笑ったといいます。
『それでも、少ないですが「一緒にやろうよ。お前がやるなら、俺も本気で目指す」という人がいたおかげで、今の僕がある』
と以前インタビューで答えていました。
そして、気になる彼女や結婚の情報ですが、
現在、加藤選手はまだ結婚していません。
さらに彼女も2016年頃のインタビューでは「募集中です！」と答えています。
タイプは【野菜料理が得意でポジティブな人】だそうです！
確かにスポーツ選手の彼女になるには、料理の腕はマストですよね！
そして、ポジティブシンキングは大切！
しっかりと支えてくれる人が現れるといいですよね♪
町田を退団してから4年あまり、ついに加藤選手が日本代表へとやってきました。
これからロシアワールドカップに向けて、日本代表での活躍が期待されます。
