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ブランケットキャッツネタバレ!原作結末は?最終回はどうなる?

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6月にスタートするドラマ「ブランケット・キャッツ」!
主演は西島秀俊さんと吉瀬美智子さん♪
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原作は重松清の傑作短編小説集「ブランケット・キャッツ」!
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原作では、猫達を借りていく7組の家庭を描いた7話の短編集になっています。

早速原作を読んでみました♪

原作のあらすじと結末をまとめていますので、
結末が知りたくない!!という方は読まないで下さいね☆

前半の①〜③のネタバレはこちら!
→ブランケットキャッツ①〜③話ネタバレ!

 

④身代わりのブランケット・キャット

猫の種類:ブラウンクラシック・タビーのアメリカ・ンショートヘア
猫の名前:ロンロン(昔飼っていた猫の名前)
登場人物:
・ヒロミ
・長野 ヒロミの恋人
・おばあちゃん 89歳 認知症

ストーリー
認知症の祖母が、老人ホームに入る前に泊まりに来ることになります。
そこで、3ヶ月前に死んだ飼い猫ロンロンに会うことを楽しみにしている祖母のために、似た猫を身代わりとして借りて来ました。
またヒロミの両親は、結婚前提で交際している長野を祖母に紹介するように催促しまいた。
ヒロミは長野との結婚が考えられなくなっていて、最近会っていませんでしたが、それでも、ヒロミは長野に演技してもらうように頼みました。
長野が家に来る当日、時間が少し早かったので、ヒロミと長野は喫茶店でお茶をするものの、そこでも二人の価値観の違いが露わになってしまい、長野がレジで支払いをしている隙にヒロミは逃げ帰ってしまいます。
そしてヒロミは祖母に「彼氏を連れてくる予定だったけれども、その人とは結婚しないと思うので連れてくるのを止めた」と正直に打ち明けました。
そんなヒロミに対し、惚けている祖母が「夫婦になるんだったら、けんかしないとだめ」と笑顔で言うのです。
ヒロミが長野に電話をして、「今から来てほしい」ということともに「これからたくさんけんかしよう」と伝えました。その電話がきたとき、長野はすでにヒロミの家に向かう途中だったのでした。

*もしかしたら、祖母はロンロンが身代わりだということに気が付いていた?でも、自分を悲しませないように、身代わりを用意した家族の優しさを受け入れ、気付かないふりをしていた?

↑おそらくドラマ版の第一話はこの物語と思われます!

 

⑤嫌われ者のブランケット・キャット
猫の種類:雑種
猫の名前:ザツ(雑種だから)
登場人物:
・タッくん 25歳 フリーター
・エツコ タッくんの彼女
・タッくんが住んでいるマンションの大家 70歳過ぎの偏屈なおじいさん
ストーリー
タッくんの住むマンションは、ペット禁止です。
どんなに隠していても、月に一度、大家さんがレンタル猫を連れてマンションの中を歩くと、ペットを飼っている部屋の前でレンタル猫が鳴くのでバレてしまいます。
ある時、タッくんは同棲するエツコが拾ってきた子猫を拾ってきました。
子猫を描くことにしたタッくんは、大家さんにばれない方法を考えます。
その方法とは、自分達が大家さんと同じレンタル猫を借りて、その猫に子猫を慣らしてしまえば鳴かないんじゃないか、というものでした。
無愛想で乱暴なレンタル猫・ザツはタッくんには全く懐きませんでしたが、子猫には優しく、作戦は上手くいくように思えました。
ところが、大家がレンタル猫を連れて部屋の前を通った時、レンタル猫は鳴かなかったものの、子猫の方がレンタル猫を慕ってドアをひっかきながら鳴いてしまい、結局ばれてしまいました。
覚悟を決めて謝るタッくんに大家は「出て行け」と言います。
しかし、その後に「一人前になって、ちゃんと働いて、金を貯めてから、出ていけ」と猶予を与えてくれるのでした。

*実は、ザツは大家さんの家族が昔飼っていた猫で、家族は全員火事で亡くなり、ザツだけが生き残りでいた。しばらくは大家さんが飼っていたのですが、家族のことを思い出してつらいので、ペットショップに預けていて、月に一度だけ里帰りさせていたのです。

⑥旅に出たブランケット・キャット
猫の種類:シルバークラシック・タビーのアメリカ・ンショートヘア
猫の名前:タビー(シルバークラシック・“タビー”だから。“旅”をするからという意味もあると思う)
登場人物:
・サトルくん 兄 小学五、六年生ぐらい
・エミちゃん 妹 小学一年生ぐらい
ストーリー
年老いた猫・タビーは、レンタル先から逃げ出して、トラックに逃げ込みました。
その中には、父親が再婚してできた新しい母親とうまくいかず、家出して産みの母親のところへ行こうとしているサトルくんとエミちゃんがいました。
タビーは2人を助けながら、母親の家を目指します。
サトルくんは産みの母親も再婚しており、2人が行ってもどうにもならないことを知っていましたが、妹に言えずにいました。
しかし結局、サトルくんは妹にそのことを言い、警察に保護してもらいます。
そこで二人は、警察から新しい母親が泣きながら探していたことを聞かされ、大切に思われていたことを知るのです。
サトルくんとエミちゃんは、一緒に旅をしてくれたタビーを飼おうとしましたが、一足早く、タビーは一匹で旅立っていたのでした。

*この話だけ、猫目線の話。アメリカ・ンショートヘアはアメリカの開拓時代人間のパートナーとして旅をしていた猫。

 

⑦我が家の夢のブランケット・キャット
猫の種類:ロシアンブルー
猫の名前:ニャース(アニメ・ポケットモンスターのニャースから)
登場人物:
・隆平 父 リストラされて無職。
・春恵 妻
・美雪 娘 中学二年生 難しい年頃
・陽太 息子 小学五年生
ストーリー
父親がリストラされてマイホームを売りに出して、賃貸アパートに引っ越すことになった家族の話。
父親はマイホームでの最後の想いで作りに、子ども達の昔の夢だった『猫を飼う』のために、レンタル猫を借りてきてきます。
息子・陽太は無邪気に喜んでくれますが、妻と娘は「それはあなたの自己満足」と冷ややかです。
特に娘の美雪は、ニャースの大事なブランケットを公園に隠してしまいます。
美雪には、自分より弱い者への八つ当たりの気持ちとともに、大事な物(マイホーム)を無くす自分に重ねて、大事なもの(毛布)が無くなったらニャースがどうなるか見てみたいという気持ちがありました。
そのことを叱る父親にも「親だったら、親らしいことをしてよ!子どもに情けない思いをさせないでよ」とひどいことをいいます。
父親は何も言い返せませんが、母親・春恵が美雪にビンタをします。
そして、「猫は大切なものを失ったら、困ることしかできないけれども、人間は違う。大切なものが無くなっても、それを思い出にして、また新しい大切なものを見つけることができる」と諭しました。
美雪は自分行為を反省し、父親と公園にブランケットを取りに行きました。

 

ドラマでは西島秀俊さんが演じる主人公である猫のレンタルする人物に関しては、原作では特に描かれていなません。
また、ドラマ版では主人公の職業は、家具の修理店で、亡き妻の飼っていた猫たちに新しい飼い主を探すために猫をレンタルしていますが、原作では、ペットショップの店主が売れ残った猫の中で賢い猫をレンタルしています。
吉瀬美智子さん演じる藤村美咲もドラマオリジナルです。

原作はありますが、ドラマではまた違ったストーリーになりそうですね!

ドラマ「ブランケット・キャッツ」は
6月23日(金)から放送予定で毎週金曜日の夜22:00~です!

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