19年元日に新元号!?とのニュースが流れていますね。
これは平成30年(2018年)の区切りで天皇陛下の退位を実現するとともに、2019年1月1日に皇太子さまが新天皇に即位されるため、同時に元号を改める検討に入った。ということのようです。
今年は平成29年。
テレビにしてもスポーツにしても、平成生まれの方の活躍がすっかり当たり前になりましたね。
次は何になるんでしょうか?
元号の選定には、
1.国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること。
2.漢字2文字であること。
3.書きやすいこと。
4.読みやすいこと。
5.これまでに元号または送り仮名として用いられたものでないこと。
6.俗用されているものでないこと。
という条件があります。
最もこれは近年の定められたもので、昔は中国の書物から引っ張ってきていたそうです。
例:慶応(明治の前。1865年から1868年)……『文選』の「慶雲応(まさ)に輝くべし」より。
今は条件に乗っ取って決められのですが、なかなかに難しそうですね。
ちなみ、5番目の条件。
過去に使われていないものでなければいけないのですが、今までどんな元号があったかご存知でしょうか?
大化の改新で有名な『大化』に始まり、現在の『平成』まで、優に200を超えます。
ここでご紹介しようと思ったんですが、もう量が凄すぎて、書いていたら何が何やら分からなくなったので、省略さていただきます。
気になる方は元号一覧 (日本) – Wikipediaをご覧ください。
なぜこんなに多いかといいますと、明治以降は天皇即位によって変わりますが、昔は大きな災害が起こった場合にも改元されていたんです。
そのため、中には2年や3年で終わっている元号もあるんです。
さて、平成の次の元号はどうなるのでしょうか?
今、分かっているのは、
『新元号は改元の半年以上前に公表する方向』
ということだけです。
今後、どのように決められるかといいますと、実は、元号法では『元号を政令で定める』としているだけですので、具体的に決まった方法があるわけではありません。
おそらくは『平成』が決まった時と同様、漢文学や国文学関連の大学教授ら有識者が候補を考案し、閣議で協議、決定されるのだと思います。
まだ何も決まっていない状況ですが、予想されていることもあります。
それはローマ字表記の頭文字がМ、T、S、H以外の物。だそうです。
書類などで生年月日を書く際、平成をH、昭和をSと省略されている場合がありますよね。
それが同じだと不便というわけです。
実際、現在の元号『平成』を決める際も、『修文』と『正化』という候補が出ていたのですが、ローマ字表記の頭文字が昭和と同じ『S』になってしまうため、却下になったそうです。
個人的には、M(明治)の表記は書類等からは消えるような気がしますので、使っても支障は出なさそうですが、まだ近いので避けた方が無難ですかね?
ネットの予想では「安」の字や「平」の字は入るのでは?!とも言われています。
「安始」という意見もあります!
読み方は「やすし」「あんし」
でも、こんな風に話題になっているのにはならないでしょうね。
予想しながら発表を待つのも面白そうです♪
皆さんなら、どんな元号を付けますか?