こんばんは!coちゃんママです!
19歳の南谷真鈴さんが、世界7大陸の最高峰登頂に成功したことが話題になっていますね!
この記録は、2004年に故渡辺大剛さんがマークした22歳をしのぐ日本人最年少記録だそうです!
すごいですね♪
南谷さんは、早稲田大学の2年生で、5月に世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂に成功。
今月4日に最後の一つとなっていた北米最高峰のデナリ(旧称マッキンリー)山(6190メートル)山頂に到達したそうです。
名前がマリンだと、海に縁があるような気がしますが、登山家として世界に名を残すとは!!
さてさて、7大陸制覇の最後に登頂したデナリとはどんな山なんでしょうか?
デナリとは?
『デナリ』は、アメリカ合衆国アラスカにある山で北アメリカ最高峰の山です。
標高は6,190m(2012年の測量前は6,194m)。
ながらくマッキンリー山(Mount McKinley)と呼称されていましたが、2015年8月31日よりオバマ大統領が「デナリ」を正式な呼称とすることを発表しました。
「デナリ」はアラスカ先住民が長年呼んできた名称で、アラスカの先住民の言葉で「偉大なもの」との意味です。
【特徴1】
デナリはエベレストよりも大きな山体と比高を持つ。
エベレストの標高はデナリより2700mも高いが、チベット高原からの比高は3700m程度に過ぎない。
一方、デナリはふもとの平地の標高は600m程度であり、そこからの比高は5500mに達する。
【特徴2】
高緯度にあるため、夏と冬の変化が大きい。夏は白夜になるが、冬は日照時間が非常に短くなる。
日の出から日没までの時間は夏至では約22時間、冬至では4時間45分である。
デナリは極寒でも知られ、夏でも山頂の平均気温は-20℃程度となる。
冬には5700m地点に据えられた温度計の最低気温が日常的に-40°Cを下回り、1995年には-59.4°Cを記録している。
1969年以前には、中腹の約4600m地点で最低気温−73.3°C(−100°F)を記録したこともある。
【特徴3】
デナリは気温が低いという影響でヒマラヤやアンデスの同一標高よりも気圧が低い。
そのため登山者にとっては高山病の危険性が比較的高くなる。
デナリ山頂と同一気圧になるヒマラヤの標高は、登山シーズンで比較するとデナリ山頂よりも約300〜450m程高い。
気圧は夏よりも冬のほうが一段と低くなり、冬のデナリ山頂の気圧は夏のヒマラヤ7000m超に相当する。
登山家の中では、難易度はエベレストよりもマッキンリーの方が高い、と語る人も多くいます。
■登頂記録■
1913年6月7日(初登頂) – ハドソン・スタック(アメリカ)
1947年(女性初登頂)- バーバラ・ウォシュバーン
1951年(ウェストバットレスルート初登頂) – ブラッドフォード・ウォシュバーン
1961年(カシンリッジルート初登頂) – リッカルド・カシン
1967年2月28日(冬季初登頂) – デイブ・ジョンストン、アート・ダヴィッドソン、レイ・ジュネ
1970年8月26日(単独初登頂) – 植村直己 (五大陸最高峰、世界初登頂成功)
1976年(南西壁ルート初登頂)- ラインホルト・メスナー、ブーレ・エルツ
1984年2月12日(冬期単独初登頂)- 植村直己(下山時遭難、行方不明)
1988年3月7日(初の冬季単独登頂、下山) – Vern Tejas
1989年2月23日 – 冬季登頂に挑んだ山田昇、小松幸三、三枝照雄が遭難死
1998年3月8日(日本人初の冬季単独登頂、下山) – 栗秋正寿
2001年6月17日(最年少登頂)- ガレン・ジョンストン、11歳
2013年6月28日(最高齢登頂)- トム・チョート、78歳
2014年6月7日(最速登頂)- キリアン・ジョルネ 標高2000mのベースキャンプから頂上を11時間48分で往復。下りにはスキーを使用。登頂には9時間43分かけ、それから2時間程度で滑り降りた
2015年6月21日 – イモトアヤコ、日本テレビ撮影隊
○植村直己
(うえむら なおみ、1941年(昭和16年)2月12日 – 1984年(昭和59年)2月13日頃)
1984年2月に冒険家の植村直己さんが世界初の冬季単独登頂後、行方不明となったことで知られる。
世界初のマッキンリー冬期単独登頂を果たしたが、翌2月13日に行われた交信以降は連絡が取れなくなり、消息不明となった。
現在に至るまで遺体は未発見。最後の交信で消息が確認された1984年2月13日を植村の命日とした。
○イモトアヤコも登頂成功!
「イッテQ!登山部~マッキンリー登頂プロジェクト!~」と題し、イモトアヤコが北米最高峰のマッキンリー登頂に挑んだ。
体力・気力の限界を感じながらもおよそ4時間をかけて制覇した彼女に、プロのガイドも「まさか登り切るなんて思わなかった」と信じられない様子だった。
世界七大陸最高峰とは?
世界七大陸最高峰とは、地球上にある7つの大陸それぞれで、最も標高が高い山のことを指します。
世界の登山家が憧れる山々です!
●アジア大陸
エベレスト(ネパール・中華人民共和国 標高8,848メートル)
チベット語でチョモランマとも呼ばれている、世界で一番有名な、世界で一番高い山です。
現在は、ノーマルルートと呼ばれるエベレストの登山ルートの中では比較的難易度の低いコースが確立され、登山歴の浅い人でも挑戦できます。
それで、このノーマルルートはよく渋滞しているそうです。エベレストに登るには、最低でも約200万円の登山料をネパール政府に払わないといけないようです。高い!!
●ヨーロッパ大陸
エルブルス山(ロシア連邦 標高5,642メートル)
ロシアにあるコーカサス山脈の最高峰がこのエルブルス山です。
頂上が2つあり、西側が5,642メートル、東側が5,621メートルとなっています。
3,900メートル地点までケーブルカーで登ることができ、また宿泊施設もあるため、毎年多くの登山者が訪れています。
日本からの登山ツアーが組まれていて、費用はだいたい50万円~80万円。
ちなみに、ヨーロッパ最高峰はフランスとイタリアの国境にあるモンブランだとする声もあります。
●北アメリカ大陸
マッキンリー(アメリカ合衆国 標高6,194メートル)
アメリカ合衆国アラスカ山脈の最高峰。標高自体はエベレストよりも2,000メートルも低いのですが、比高(垂直方向の長さ)はエベレストが3,700メートルなのに比べ、マッキンリーは5,500メートルと段違いに高い。
さらに極寒の山としても有名で、登山家の中では、難易度はエベレストよりもマッキンリーの方が高い、と語る人も多くいます。
登山するための費用は、登山コースによりますが、だいたい約100万円。
●南アメリカ大陸
アコンカグア(アルゼンチン 標高6,959メートル)
アンデス山脈にある南米で一番高い山がこのアコンカグアです。
イモトアヤコさんが挑戦し、悪天候のために途中で断念。
七大陸最高峰の中では難易度の低い山との意見もあったりしますが、ルート次第ではエベレストに次ぐ難易度とされています。
登るにはツアーだと約80万円、個人で登りたい場合は50万円もかかりません。
●アフリカ大陸
キリマンジャロ(タンザニア 標高5,895メートル)
コーヒーの銘柄としても有名なアフリカで一番高い山。独立峰という山脈に属していない山の中では世界で一番の標高です。
キリマンジャロの登頂は難易度が低く、登山の経験が豊富でなくても、高山病に気をつければ山頂まで登りきることができます。
入山料は日本円で約2万円。かなり安いんですね!!
●オーストラリア大陸
コジオスコ(オーストラリア 標高2,228メートル)
オーストラリア大陸の最高峰。コジオスコ国立公園の中心にある山で、七大陸最高峰の中でも特に登山の難易度が低いことでも有名。
ルートは2つあり、そのうち1つは歩いて10キロほどで山頂に到達します。かつては山頂まで車で行くこともできたそうです。
登頂費用は1泊2日のツアーで約20万円ほど。
この山なら登れるかな??でも気楽な気持ちで登るには、20万は高いな!
●南極大陸
ヴィンソン・マシフ(南極半島付近 標高4,892メートル)
南極大陸の最高峰がこのヴィンソン・マシフ。
山自体は雪山登山に慣れている人にとってはそこまで難易度の高い山ではありませんが、南極の天候が不安定なため、悪天候になると近づくこともできません。ほかの山以上に、天候に対する運が必要な山。
登山するための費用は、容易に南極大陸に行くことができない上に、許可申請も難易度が高いため、かなり難しい。
かつて登山ツアーが組まれた際は、一人400万円以上必要だったとか!これはなかなか厳しいですね!!
こう見てみると、世界7大陸の最高峰登頂に成功とはかなりすごいことなんですね!
私は登山をしないのでよく魅力が分かりませんが、山は登った人にしか分からない達成感や景色、満足感があるんでしょうね!!