今後に期待の注目新人作家とおすすめ作品!この新人作家がすごい2016!

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独断と偏見で選ぶ『この新人小説家がすごい!2016』

2016年も残りわずかな今日この頃。
皆さんは今年何冊本を読みましたか?

その中に今年デビューした新人作家の作品は何冊あったでしょうか?
ネットショップでランキング上位の本や書店に山積みにされた著名な作家たちの本ばかり読まれていませんか?

別にそれは悪いことではありませんが、すごくもったいないことです!
ベストセラーのように万人受けするものが、あなたにもぴったり合う作品とは限りませんから・・・。

また、近年は「出版不況」と呼ばれて久しく、出版社側も少しでも売るために著名な作家の本ばかり出版し、その結果、新人作家出てきにくい、育ちにくい環境にあると言えます。

そこで今回は私が2016年に読んだ数々の本の中から、『この新人小説家がすごい!2016』と題しまして、2016にデビューした小説家を3人ほど紹介してみたいと思います。

 

一色 さゆり「神の値段(宝島社)

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2016年・第14回「このミステリーがすごい!大賞」大賞受賞作であるこの作品。

■あらすじ■
人前に一切姿を見せない美術家である「川田無名」。
そんな、彼と唯一つながりのあるギャラリー経営者の「永井唯子」が殺されます。
唯子のアシスタントであった主人公・佐和子は、唯子を殺した犯人は誰か?
「川田無名」は存在するのか?を追い求めます。

 

東京芸術大学卒で3年間のギャラリー勤務もしていた一色 さゆりさん。美人!!でも、既婚。
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そんな作者の経歴を見事に活かした美術ミステリー。
新人とは思えない洗練された文章、特に現代アートとへの造詣の深さがすばらしい。
肝心のミステリーの要素が少し弱いと言う意見もありますが、さして問題に思えないくらい読ませる文章でした。
もし、小説界に新人賞というものがあるならば、2016年の新人王はこの作品の作者がふさわしいと思えるぐらいおもしろかったです!
現在は京都を舞台にした第2弾の美術ミステリーに取りかかっているそうで、2作目も楽しみです。

渡辺優 「ラメルノエリキサ」(集英社)

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第二十八回「小説すばる新人賞」受賞作であるこの作品。
選考委員の宮部みゆきさんが「なんて不謹慎な小説!」と選考会でイチオシしたという痛快青春ミステリーです。

■あらすじ■
復讐癖のある女子高生・「小峰りな」が通り魔に襲われます。
その時犯人が残した「ラメルノエリキサ」という謎の言葉を手掛かりにして、りなは復讐のために犯人探しを始めます。
果たして「ラメルノエリキサ」とはなんなのか?
主人公は無事、復讐を果たすことができるのか?
復讐がテーマなのにドロドロしていなくて、それほど嫌悪を感じなかった。
最近流行の「イヤミス」ともちょっと違う。今までに経験したことのなかった新しい感覚の小説。
さすがに主人公の小峰りなと友達にはなりたくはないけどね。
ちなみに作者は「主人公が自分と近いと恥ずかしくて書けない」と語られているので、主人公と正反対なかわいらしい性格の人のようです。ご安心を。

 

西本雄治「やっとうの神と新米剣客」(白泉社)

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第1回「招き猫文庫時代小説新人賞」大賞受賞作品。
白泉社の「招き猫文庫」という聞きなれないレーベルから、出版されているこの作品。
本格時代小説というよりも、このレーベルの特徴でもありますが、ファンタジー要素を含んだ時代劇小説です。
正直、私は今まで時代小説は読まず嫌いだったんですけれども、その考えを改めさせられた作品です。

■あらすじ
17歳の剣客・瀬川俊一郎は、神社で出会った剣術を司るやっとうの神を名乗る少女・鈴に気に入られ二人で暮らすはめになる。やがて鈴が本物の神だと知り、将軍暗殺を企む戦神・威風に共に立ち向かう。
人の役に立ちたいという願いを持つ鈴、剣にすべてを賭ける俊一郎。神と人との絆を描くファンタジック時代小説。

果たして、人の身でありながら俊一郎は、悪神を打ち倒すことができるのか?
ストーリーも面白くテンポよく進んでいくので読みやすいんですが、
何と言っても「やっとうの神」である鈴ちゃんがかわいい!!
敵役の威風の存在も物語に深みを出しています。
この一冊できれいに完結しているが、続きが読みたくなるような不思議な作品で、実際、知り合いに勧めたら、なぜか続きが出ていると思い込んで、本屋に探しに行ったようです。
続編は出ないのかな?読みたいなー!
アニメ化や映画化して欲しい作品です。

 

どうです?読みたいと興味を持たれた作家・作品はありましたでしょうか?
今回は三作品を紹介しました。
本当は純文学の作者も一人ぐらい紹介したかったけれども、思いつかなかったです・・・
誰かいましたかね? 来年に期待!!
あなたも、読書の幅を広げて、未来の村上春樹や東野圭吾を見つけてみませんか?

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